Shiz’s favorite ‘Korea’ Vol.2

私の好きな韓国。
今回は、韓国ドラマについて語ってみます。

そもそも自分が韓国好きであることを自覚し始めたきっかけは韓国ドラマ。
プロローグにも書きましたが、東北の被災地から帰った次の日、テレビで偶然やっていた韓国ドラマ「美男ですね」を観て、韓国ドラマの面白さに嵌りました。

それまで韓国ドラマっていうと、「冬のソナタ」か「チャングムの誓い」のイメージしかなく、とにかく主人公がありとあらゆる困難に巻き込まれて解決したと思ったらまた次の問題が出てきて最後には病気で死ぬ・・・
みたいな、なんというか設定が古い&くどいっていう感想しかなかったのですが、「美男ですね」は、女の子が男のふりをして女子禁制のところにもぐりこむという設定が斬新で、(あとで、この設定も韓国ドラマによくあるパターンということがわかりましたが)韓国ドラマってこんなに進化してたんだ!(失礼ですが)と思ってそこから嵌っていきました。

元々ドラマを観るのは好きでしたが、それでもなんでこんなに嵌ったんだろう?
自分なりに分析してみました。

まず日本の通常のドラマは、毎週1話、1クール10~11話くらいで終わります。
1時間のドラマでも間にCMを含んでだいたい54分。
本編だけ抜き出すと、約45分くらいで1話が終わります。
恋愛ものだったら、最終話で男女の主人公がカップルになって幸せになりました、というところで終わるのがひとつのパターンでしょうか。

でも韓国ドラマは基本的に、毎週2話ずつ、1クール16話。
CMはドラマの始まる前と終わってからの時間でまとめて放送され、本編だけで約60~65分。その回によって時間が少々前後します。
ちゃんと決まってないっていうのが韓国らしくて面白い。
日本のドラマより、全体の放送時間が2倍くらい長い分、登場人物やエピソードの描写がすごく詳細なんです。
だいたい8話の最後あたりで男女の主人公がカップルになります。
9話では、そのカップルが幸せな様子が結構な時間を使って表現されます。
かゆいところに手が届くというか、時々日本のドラマで感じていた物足りなさを満たしてくれるんですよね。
ただ時々、そんなに詳細に描写しなくてもいいんじゃ?と思うシーンもあったりします。
そういう、ちょっと突っ込みたくなるような部分もまた魅力笑

あと、韓国は人口の30%がキリスト教徒という国。
なので、ドラマの中でもわりと普通に聖書の言葉が使われたりします。
役柄で牧師が登場したり、教会でのシーンも普通に出てきます。
日本ではキリスト教徒は肩身の狭い思いをすることも多いので、そういう意味でも韓国ドラマには親近感を覚えているのかも。

さらに言うと、毎週の視聴率や視聴者の意見などで話の展開が変わったり、人気なら放送枠が拡大、話数が増えて行きます。
当初16話予定のドラマでも最終的には17話、18話になってたり。
日本だとありえない世界。。。

最後に、いままで観た韓国ドラマで面白かったものをいくつか紹介します。

hosikara
『星から来たあなた』
2014年本放送
出演:チョン・ジヒョン、キム・スヒョン他
まず王道から。
映画「猟奇的な彼女」で日本でも有名になったチョン・ジヒョンさんが久しぶりに連続ドラマ出演ということで話題になりました。
韓国では最高視聴率33.2%で大人気だったドラマ。これも20話予定が21話になったパターンです。
ざっくり言うと宇宙人(キム・スヒョン)と地球人(チョン・ジヒョン)が恋に落ちるっていう設定なんですが、そのうち星に帰らなければならなくなります。
そこをどう乗り越えていくか?というドラマです。ざっくり過ぎ!?
チョン・ジヒョンのわざと大げさに演じてる演技が面白いです←

og_image
『大丈夫、愛だ』
2014年本放送
出演:チョ・インソン、コン・ヒョジン他
私の大好きな韓国イケメン俳優No.1、チョ・インソンさんが主演のヒーリングラブコメ。
テーマが非常に面白くて、登場人物がそれぞれ何かの精神的な病を抱えているという設定です。
これはとにかく脚本がいい!
韓国ドラマにありがちな奇想天外な展開はないけど、見てるうちにどんどん世界に引き込まれます。
登場人物のファッションもステキだし、笑って泣ける、疲れた大人の心に染みるストーリーです。
このドラマが好きすぎて、もう10回くらい見ました笑

あ~まだまだ面白いのいっぱいあるんですが、しつこいのでこの辺にしておきます。
ぜひお気に入りの韓国ドラマを見つけてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>