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3.11Memorial Live 開催のお知らせ

もうすぐ東日本大震災から6年がたとうとしています。被災地の街は、見た目には復興が進み、生まれ変わりつつありますが、その影でまだまだ多くの痛みが残っています。わたしたちがいつまでもこの悲しい出来事とそこに住む方々の涙を忘れないように、という思いを込めてこのコンサートを捧げたいと思います。
コンサートの収益金は、すべて東日本大震災の被災地復興支援のために捧げられます。
ご予約受付中!!

詳細はこちら icon-arrow-circle-right

今朝、電車の中で小さい子が泣いていた。
何かを訴えてるような感じではなく、悲しそうに、さめざめと。。

それをみて朝からほっこりしてしまった。
子供の頃は私もよく泣いてたな〜って。

大人になって、人前で泣くのは恥ずかしいと思うようになって、いつの間にか泣くこと自体をあまりしなくなってた。
だから自分の感情に向き合うことも少なくなってたみたい。

「劇冷めちゃん」と言われてきたそんなワタシだけど、先日、もうすぐ本番というときにふとしたことで涙が止まらなくなってしまい、人前でおいおい泣いてしまった。
恥ずかしかったけど途中から本当にコントロール不可能で、堰を切ったように溢れてしまって。

それでも本番前だったからなんとか押し込んで冷静になったけど、家に帰ってから、なんか泣き足りなくてまた泣いた。
ダンナに、たまにはそういう所を見せるのもいいかもよ?なんて言われながら。

たくさん泣いたら、なんだかすっきり気分爽快。
涙って、色んなものを洗い流してくれるんだね。
その涙を拭ってくださる方を見上げて、また前を向いて歩いていけばいい。
改めて、そんなことを思った朝。

そのとき私は、御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。
「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。
また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。
もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。
なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」
ヨハネの黙示録21:3-4

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セルフライナーノーツVol.4「永遠に」

5thアルバム「Evergreen~永遠に~」の4曲目、今回のアルバムのリード曲でもある「永遠に」。
詩篇のみならず、聖書全体を通してもとても有名な箇所です。
この箇所から作られた歌も、多分世界中にたくさんあるんじゃないでしょうか?
ゴスペルクワイアでよく歌われるKurt Carrの「My Shephered」。
Migiwaの「主は私の羊飼い」。
ビョン・ホギルさんの「詩篇23篇」。
すぐに思いつくだけでもこんなに。
だからこそ、私も自分なりの詩篇23篇を歌おうと思ったんです。

♪Your LOVE will follow me
All of the days of my life

この箇所の一番最後の節にある、
「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」
この部分が私の心に深く響いている言葉です。
さらっと読んでしまうと、このことがいかに驚くべき恵みであるかを味わえずに通り過ぎてしまいます。
実際小さな頃から、よくここを暗記させられたりして、深く考えずに受け取っていた自分がいました。
(教会学校でよくやる暗唱聖句のデメリットだったりして!?なんて人のせいにしてごめんなさい)

私には少しひねくれたところがあって、多くの人が「良い」「面白い」と思うものをどこか冷めた目で見てしまうことがあります。
いま話題の「ポケモンGO」がいい例。
私は浮気しない!とか思いながらひたすらTwo Dotsで点と点をつないでいます。
結局ゲームはやるんですけどね笑

詩篇23篇も、実は私にとって長いことそういう対象の箇所でした。
(完全に聖書の読み方を間違ってますが^^;)

ある時、「私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう」この部分からのメッセージを聞く機会がありました。
追ってくるっていうのはどういう状況なんでしょうか。
逃げるから追われるのであって、私が、神様なんかいらないよ!と言って逃げていても、神様は私を愛そうと、祝福を与えようと、ずっと追いかけてきてくれるというんですね。
しかも、いのちの日の限り。
私が死ぬときまで。
それどころか、このいのちが尽きたあとも、いつまでも、変わることなく、永遠に。

「永遠(えいえん、とわ)とは、物事の変化を認識するための概念である時間に対し、変化しないものの概念であり、常に移ろい過ぎ去っていく時間に対し、不変のものを言う。また、時間が有限であるのに対し、永遠であるということは無限であるということでもある。」
from Wikipedia。

改めてこの箇所に向き合ったとき、この驚くべき無限の恵み、受けるに値しないのに与えられる愛の大きさが私の心にぐっと迫ってきました。

4節にあるように、「死の陰の谷」のような恐ろしい場所を通らざるを得ないときがある。
それが私たちのこの地上で歩む人生というものですよね。
でも、羊のようにすぐに方向を誤り弱く倒れてしまう私を、常に養い育て、守り、生かしてくださる神様が羊飼いとしていつも共にいてくださる。
目には見えないけど。
だから、何が起こってもきっと恐れずに前に進んでいくことができます。
このことを、私は心から信じています。
私のクリスチャンとしてのモチベーション、という言い方がいいのか悪いのか分かりませんが、なんでクリスチャンやってるの?その答えがきっとこれなんですね。

♪あなたの側で生きる喜び
命尽きてもなお 永遠に
You’re my Shephered

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ちなみにアルバムジャケットのグリーンは、この詩篇23篇にある「緑の牧場」をイメージしてます。
聖書の舞台での牧場は、一年のほとんどが茶色。だからこその「緑の牧場」の大切さ、有難さ。なんですよね。

詩篇23篇
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。

セルフライナーノーツVol.3 「あなたへの歌 feat. Samuelle」

5thアルバム「Evergreen~永遠に~」、3曲目の「あなたへの歌」。
王道のR&Bサウンドに仕上がったこの曲。
私の友人でもあり大好きなゴスペルシンガー、Samuelleにコーラスと一部作詞作曲で参加してもらいました!
色々紆余曲折を経て完成した、個人的にも思い入れのある曲です。
神様のなさることにはひとつも無駄がない、っていうことを一番実感させられた曲かもしれません。

一番最初にこの曲を作ったときは、実は全然違うメロディーでした。
今回のアルバムの裏テーマである、「シンプルにする」っていうことに重点を置いて作ったメロディーだったのですが、、、作ってから、そして人前で1~2回披露してからも、ずっと心のどこかで違和感を感じていました。
(違和感を感じてる段階で人前で披露するのもどうかと思いますが^^;)

アルバムの制作を始めて3ヶ月くらい経ったころでした。
「シンプル」ってなんだろう?という根本的な疑問が湧いてきました。
そして、「シンプル」にこだわる不純な動機。
よし、やっぱりこの曲は作り直そう!・・・と思い立ち、一晩で一気にいまのメロディーに書き直しました。

アレンジの方向性も王道のR&Bという方向でだいたい固まってきたところで、コーラスとコーラスアレンジで、その方向性で相応しい人に参加してもらおうということになりました。
いままでのCD制作では、コーラスはアレンジ含めて全部私一人でやってきたので、これは私にとって新しい試みでした。
そして私の中で一番相応しいと思う方にやっていただけることになったのですが、、、
そのコーラスのレコーディング前日夜になって、突然その道が閉ざされてしまいました。

どうしたらいいんだろう。。
その人の声をイメージして制作していたので、しばらく途方にくれてしまい、なかなか気持ちを切り替えることができませんでした。

でも、周りからの助言もあり一回考えるのをやめたとき、制作チーム全会一致でSamuelleに白羽の矢が。
お願いしてみたところすぐに快く引き受けてくれて、今回のFeaturingが決定しました。

思い返してみると、メロディを最初に作ったときも、コーラスを最初の方にお願いしたときも、自分の思いだけを握り締めてムリに突き進もうとしているわたしの姿がそこにあったように思います。
もっと通りよき管でありたいのに、その管の中に身勝手な思いが血栓のようにどろどろと固まってしまっている。。
スケジュールがかなり押してしまってたので、焦りもあったように思います。

♪傷ついた心の中に
湧き上がるあなたへの歌
私の悩み 全てを知って
光を照らしてくださった
私を背負い ともに痛み
涙を流してくださった

この曲で私が表現したかった、詩篇22編の世界。
苦しみのどん底、先祖たちへのひがみにも似た感情が渦巻き、自分なんか虫けら同然、賛美なんてできるかー!、そんなひねくれモード全開の中、再び心に賛美が与えられ光を見出していったダビデの姿。
自分の今の姿と、感情面で重なる部分があるんですよね。
これを表現するには、やっぱりこのプロセスが必要だったんだ。
聖書の精神は、開け渡すこと。このことを、神様は私に教えようとしたのかもしれません。

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詩篇22篇1~6、24,25節
わが神、わが神。どうして、私をお見捨てになったのですか。遠く離れて私をお救いにならないのですか。私のうめきのことばにも。
わが神。昼、私は呼びます。しかし、あなたはお答えになりません。夜も、私は黙っていられません。
けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。
私たちの先祖は、あなたに信頼しました。彼らは信頼し、あなたは彼らを助け出されました。
彼らはあなたに叫び、彼らは助け出されました。彼らはあなたに信頼し、彼らは恥を見ませんでした。
しかし、私は虫けらです。人間ではありません。人のそしり、民のさげすみです。

まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。
大会衆の中での私の賛美はあなたから出たものです。私は主を恐れる人々の前で私の誓いを果たします。

セルフライナーノーツVol.2 「ありがとう」

5thアルバム「Evergreen~永遠に~」2曲目に収録されているこの曲。
イントロから、新境地な感じ。
今までのを知ってる方には驚かれるかも??

アレンジャーRickyさんのセンスが炸裂してるトリッキーでアーティスティックなアレンジ!
制作期間8ヶ月の最初の頃に手がけた楽曲で、最初のデモから一番変化した楽曲かもしれません。
試行錯誤して練り上げて、制作チームの中でも好きな曲1位2位を争うほど良い仕上がりになりました!

♪あなたの存在で 曇り空が晴れてゆく
また一歩踏み出してゆける
この壁も越えていこう
いつも側にいてくれて
受け入れてくれて
ずっと見守ってくれて
ありがとう ありがとう

これは、いつも側で支えてくれる家族への思いがきっかけになった曲です。

私は、こう見えて(どう見えてるかわかりませんが笑)昔から結構思い悩むタイプです。
一度思考の渦にハマると抜け出すのにすごく苦労します。
自分にないものを持つ他人をうらやましく思う気持ち、ねたむ気持ち、悔しい気持ち、必要以上に自己卑下する気持ち。
そんなことで思い悩むのはつまらないことだし、そんなヒマがあったら自分を鍛錬することに時間をつかうべき。
分かってはいても、もがけばもがくほど、思考はどんどん谷底へ落ちて行き、そういう自分にまた落ち込み・・・笑

そんなとき、私を谷底から引き上げてくれる言葉をかけてくれるのが、私の家族です。
というかはっきり言ってしまいましょう、私の主人です。

その時々によって、かけて欲しい言葉って微妙に違ったりするんですが(女ってめんどくさい笑)、それを超えてくるアドバイスに、文字通り一気に曇った心がさーっと晴れるような経験を何度もしています。
もちろんうちの主人は超能力者やスーパーマンではないので、やっぱりそこに神様の介入があるんですよね。

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♪いつだってそれが答え
空はどこまでも高く
いつだってそれが力
だからこそ顔を上げて

どんなに思い悩むことがあっても、いつだって神様のもとに答えがある。
だからまた顔を上げて、前を向いて歩いていける。
主人への感謝と、その主人を私の側において、いつも必要を満たし続けてくれる神様への感謝。
それがこの歌にこめられた「ありがとう」です。

・・・余談ですが、私の姪っ子はこの曲が大好き。
この曲に合わせて、歌手になりきって即興でダンスしながら歌ってる動画が手元にあって、公開したくてたまらないけど我慢してます。
ひそかな私の癒しです笑

詩篇118篇21節
私はあなたに感謝します。あなたが私に答えられ、私の救いとなられたからです。

Shiz’s favorite ‘Korea’ Vol.2

私の好きな韓国。
今回は、韓国ドラマについて語ってみます。

そもそも自分が韓国好きであることを自覚し始めたきっかけは韓国ドラマ。
プロローグにも書きましたが、東北の被災地から帰った次の日、テレビで偶然やっていた韓国ドラマ「美男ですね」を観て、韓国ドラマの面白さに嵌りました。

それまで韓国ドラマっていうと、「冬のソナタ」か「チャングムの誓い」のイメージしかなく、とにかく主人公がありとあらゆる困難に巻き込まれて解決したと思ったらまた次の問題が出てきて最後には病気で死ぬ・・・
みたいな、なんというか設定が古い&くどいっていう感想しかなかったのですが、「美男ですね」は、女の子が男のふりをして女子禁制のところにもぐりこむという設定が斬新で、(あとで、この設定も韓国ドラマによくあるパターンということがわかりましたが)韓国ドラマってこんなに進化してたんだ!(失礼ですが)と思ってそこから嵌っていきました。

元々ドラマを観るのは好きでしたが、それでもなんでこんなに嵌ったんだろう?
自分なりに分析してみました。

まず日本の通常のドラマは、毎週1話、1クール10~11話くらいで終わります。
1時間のドラマでも間にCMを含んでだいたい54分。
本編だけ抜き出すと、約45分くらいで1話が終わります。
恋愛ものだったら、最終話で男女の主人公がカップルになって幸せになりました、というところで終わるのがひとつのパターンでしょうか。

でも韓国ドラマは基本的に、毎週2話ずつ、1クール16話。
CMはドラマの始まる前と終わってからの時間でまとめて放送され、本編だけで約60~65分。その回によって時間が少々前後します。
ちゃんと決まってないっていうのが韓国らしくて面白い。
日本のドラマより、全体の放送時間が2倍くらい長い分、登場人物やエピソードの描写がすごく詳細なんです。
だいたい8話の最後あたりで男女の主人公がカップルになります。
9話では、そのカップルが幸せな様子が結構な時間を使って表現されます。
かゆいところに手が届くというか、時々日本のドラマで感じていた物足りなさを満たしてくれるんですよね。
ただ時々、そんなに詳細に描写しなくてもいいんじゃ?と思うシーンもあったりします。
そういう、ちょっと突っ込みたくなるような部分もまた魅力笑

あと、韓国は人口の30%がキリスト教徒という国。
なので、ドラマの中でもわりと普通に聖書の言葉が使われたりします。
役柄で牧師が登場したり、教会でのシーンも普通に出てきます。
日本ではキリスト教徒は肩身の狭い思いをすることも多いので、そういう意味でも韓国ドラマには親近感を覚えているのかも。

さらに言うと、毎週の視聴率や視聴者の意見などで話の展開が変わったり、人気なら放送枠が拡大、話数が増えて行きます。
当初16話予定のドラマでも最終的には17話、18話になってたり。
日本だとありえない世界。。。

最後に、いままで観た韓国ドラマで面白かったものをいくつか紹介します。

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『星から来たあなた』
2014年本放送
出演:チョン・ジヒョン、キム・スヒョン他
まず王道から。
映画「猟奇的な彼女」で日本でも有名になったチョン・ジヒョンさんが久しぶりに連続ドラマ出演ということで話題になりました。
韓国では最高視聴率33.2%で大人気だったドラマ。これも20話予定が21話になったパターンです。
ざっくり言うと宇宙人(キム・スヒョン)と地球人(チョン・ジヒョン)が恋に落ちるっていう設定なんですが、そのうち星に帰らなければならなくなります。
そこをどう乗り越えていくか?というドラマです。ざっくり過ぎ!?
チョン・ジヒョンのわざと大げさに演じてる演技が面白いです←

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『大丈夫、愛だ』
2014年本放送
出演:チョ・インソン、コン・ヒョジン他
私の大好きな韓国イケメン俳優No.1、チョ・インソンさんが主演のヒーリングラブコメ。
テーマが非常に面白くて、登場人物がそれぞれ何かの精神的な病を抱えているという設定です。
これはとにかく脚本がいい!
韓国ドラマにありがちな奇想天外な展開はないけど、見てるうちにどんどん世界に引き込まれます。
登場人物のファッションもステキだし、笑って泣ける、疲れた大人の心に染みるストーリーです。
このドラマが好きすぎて、もう10回くらい見ました笑

あ~まだまだ面白いのいっぱいあるんですが、しつこいのでこの辺にしておきます。
ぜひお気に入りの韓国ドラマを見つけてください!

セルフライナーノーツVol.1 「奇蹟」

5thアルバム「Evergreen~永遠に~」リリース記念として、収録曲のセルフライナーノーツを書いてみようと思います。
ブログはあまりやらないので、続くかな・・・?笑

今回のアルバムは、カバー曲を除いてすべて聖書の詩篇からインスピレーションを受けて制作した、私なりのワーシップソング集です。
ワーシップソング(Worship Song)って言っちゃうと、色々人それぞれ思うところや定義があったりするので、もしかしたら、こんなのワーシップじゃない!とか言われちゃうかも??!

実はこれまで、ほとんどそういう類の曲の制作はしてきませんでした。
すでにたくさん素晴らしいワーシップソングが世の中には存在していて、敢えて私が作る意味もないんじゃないか・・・って思って。
でもあるとき、私を造ってくださった神様への賛美や感謝の気持ちを、自分の言葉とメロディで表現することから逃げている自分に気づかされました。
誰かに評価される必要はなく、ただ神様の素晴らしさを歌いたいと思ったとき、自然に今回のコンセプトが決まりました。

ということで早速、1曲目の「奇蹟」について。

♪遠く霞む空 まだ冷たい朝に
差し込む日差しの 温かさを知った

こんな歌いだしです。

我が家は、毎年お正月に、初(を逃して二日目になっちゃうこともしばしば笑)日の出を見に行くことが恒例行事のようになっています。
まだ暗いうちに起き出して、とにかく厚着をし、顔も洗わず(笑)日の出の見える海岸へと向かいます。

日の出の時間が近づくにつれ、暗かった空がだんだんと明るみを帯びてきて、オレンジから水色へのグラデーションになっていきます。
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ショーの始まり。

その時点では、空気はまだすごく冷えていてじっと立っていられないほど。
焚き火を囲んでいる人や、すでにアウトドアクッキングを始めてる人もいたりして。

そして、待つこと数分。あっという間に太陽は海から顔を出します。
その瞬間、その太陽の強い光が、熱と共にパーーーッ!と差し込んできて、寒さにぶるぶる凍えてる私たちの身体を照らします。
すごく寒いから待っている時の数分がものすごく長く感じるんだけど、その太陽の光を浴びた途端、一気に身体も心も温かくなります。
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「太陽ってこんなにあったかいんだーー。。」
分かってても毎年、思わず口に出してしまいます。

この太陽がなければ、地球上にあるすべての生物は生きることができません。

神様の存在を知らなければ、きっとただの初日の出。
でも、この太陽も、朝も、寒空も、海も、この世界の全てのものを、私さえも、神様がちょうど良いバランスで造ってくださった。
なんて素晴らしい奇蹟なんだろう。そのことを考えると、何度でも感動してしまいます。

♪命のある限り あなたに歌い続けよう
私をも造られた 愛に満ちたあなたに
All Glory to God Forever

この太陽の光の温かさの中に、神様がいてくださること。
毎日昇る太陽だけど、その恵みを忘れずに生きていたい。
自分の生涯を終えるときまで、神様の素晴らしさを歌いつづけたい。

そんな思いから生まれた歌です。
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詩篇104篇(抜粋)
1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。わが神、主よ。あなたはまことに偉大な方。あなたは尊厳と威光を身にまとっておられます。~
24 主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。~
33 私は生きているかぎり、主に歌い、いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。~

Shiz’s favorite ‘Korea’ Vol.1

さて、ここからは私の大好きな韓国のいろいろを紹介していきたいと思います。

仲間内ではよく「韓国オタク」といわれている私ですが、
この世界、上には上がいらっしゃいますので、
私なんて全然オタクの域には達していないのですが、
私の知っている範囲の好きなところ、好きなものなどのことについて書いていきます。

まずやっぱり最初は、韓国料理でしょうか。
韓国料理=焼肉or辛い
のイメージのある方も多いと思いますが、
韓国には焼肉以外にもたっくさんおいしいものがあります!
辛くない料理ももちろん。

その、辛くない分野で私が一番好きな韓国料理が
「タッカンマリ」
です。
ハングルで書くと、
「닭한마리」。
「닭」は「鶏」、「한마리」は「一羽」。
つまり、「鶏一羽」。っていうそのまんまの料理名。
日本の水炊きに近いかもしれません。

鶏一羽まるごと、あらかじめ煮込まれた状態のものが
そのままの形で鍋に入って運ばれてきます。
そこにネギやじゃがいもやトック(韓国餅)なんかを入れて、
さらに卓上でグツグツ煮込みます。
他の具が煮上がったら、大きなはさみで鶏を食べやすい大きさに切り、
お好みで辛いタレ(タデギ)につけて食べます。
鍋にキムチを入れて赤い鍋になってるテーブルもあったりします。
〆は日本の鍋と同じようにうどんを入れたり、
店によっては雑炊にしてくれるところもあるようです。

すごくシンプルな料理なんですが、
やっぱり韓国で食べると何かが違う。
うちのダンナ(韓国専門旅行会社勤務)が言うには、
何匹もたくさん一緒に煮込んで下ごしらえするからおいしいんだと。
大きな鍋で作るカレーはウマイみたいなそういうことですね。

あと、タデギ。これがとても重要です。
にんにく、唐辛子、ネギとかを細かく刻んだタレみたいなものです。
結局辛い料理ということにはなってしまいますが、
私は辛いものが好きなのでムンジェオプソヨ~(問題なし)。
店によって、このタデギの味が全然違うから、そこもポイントです。

ちなみに私がいちばん好きなタッカンマリのお店は、
東大門にある、
「チンオックァ・ハルメ・ウォンジョ・タッカンマリ」
という日本人旅行者にも大人気の超有名店。
並ぶのが嫌いといわれる韓国人も並ぶほど評判のお店です。

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煮込まれてます

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これをこのタデギにつけて食べます!
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関節にはさみを入れるとうまく切れます

もし韓国に行かれることがありましたら、
このお店、ぜひ行ってみてください!

Shiz’s favorite ‘Korea’ Vol.0

突然おもむろに始めてみようと思った、このコーナー。
続くかどうか分かりませんが、
きままにやってみようとおもいまーす。

実は私、近くて遠いと言われるお隣の国、「韓国」がとても好きです。
韓国ドラマに始まり、K-POP、韓国料理、韓国語。
韓国の文化全般に、とても興味があります。

まず、生まれてはじめての海外旅行が、韓国でした。
私にとって、異文化に接した初めての体験だった気がします。

街中に溢れるハングル文字。
韓国語はおろか英語もまともに喋れない私。
それでも英語ならまだ雰囲気がつかめるのに、
ハングルだと情報が一切目に飛び込んでこなくて、
すごく頭が混乱したのを覚えています。

その後、なにかと韓国とのかかわりが増えていきました。

G.POPコンテストという、韓国のCTSというテレビ局主催の
ゴスペルシンガーコンテストの日本大会でグランプリをいただき、
国際大会でソウルへ。
クリスチャン人口の多さに圧倒されました。

その後、韓国の大きな教会が主催の、
日本全国各地で行われた「ラブソナタ」というイベントにも
出演させていただきました。
韓国人メイクさんに、初めてテレビ用のメイクをしてもらい、
初つけまつげをしたという笑

主人が韓国旅行専門の旅行会社に勤めていたというのも大きいかもしれません。

のめりこんだのをハッキリ覚えてるのは、
2011年東日本大震災のあった年のゴールデンウィーク。

休みを利用して被災地に足を運び、
あまりの惨状に本当に心が頭がパンクしそうになって、
東京に戻ってきた次の日。

テレビをつけたら、たまたま韓国ドラマが放送されてたんです。

それが、なんか妙~に面白くて、すっっかりハマってしまいました。
いま思うと、もしかしたら頭が勝手に現実逃避したのかも!?

それからというもの、韓国ドラマのみならず、韓国語、K-POP、韓国料理、、、
とにかく韓国が大好きになったのでした。

今回はプロローグということで。

뿅!

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