イエスキリストにある希望を届けるホーリーホーププロジェクト
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。 ローマ 15:13
メッセージ

 ■コラム
日々の生活の中で、心にうつり行くよしなしごとをそこはかとなく、書き綴ってみます。
個人的なたわ言や、聖書からのショートメッセージなどなどです。

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2004年9月26日(日)
前にも神様、後ろにも神様

今、所属している聖望教会では、売りに出されることになった隣の敷地について購入を検討し始めました。
その話し合いが今日もあったのですが、意見を聞くと、一人一人の個性はみな違うな…と思います。
思い立ったら吉日で、すぐにやろう!という人もいれば、石橋をたたいて渡る堅実派の人もいる。
特に会堂建設など大きなプロジェクトになると、緊張感と期待感から、勢い勇んで進もうとする人もいます。しかし一方で、やっぱり大丈夫かな…と不安を感じる人も当然いるものですね。
一人一人ペースも、考え方も違うのです。同じペースで歩けば、誰かしら無理が出てきます。

大丈夫かな…と心配になっていた時、強く示されたのは、このみ言葉でした。
「あなたがたは、あわてて出なくてもよい。逃げるようにして去らなくてもよい。主があなたがたの前に進み、イスラエルの神が、あなたがたのしんがりとなられるからだ。」
イザヤ52:12
 

前進あるのみで、後ろを振り返らない神様ではありません。後ろで誰一人として取り残されてしまうことのないように守るのも、神様の働きなのです。
100匹の羊がいて、1匹でも迷ったら、探しに行くのがイエス様です。
だからといって、後ろばっかりにいって、前に進めない…というわけでもありません。

前にも神様がいて、後ろにも神様がいる…。
この前後のバランスが、本当に大切であることを考えさせられました。

何かを大きなことをする時、「みんなで…」と言いがちです。
しかし、「みんな」でというと、「みんな」の枠からはみ出てしまう人、気後れして入れない人もいます。
でも、その「みんな」の枠に入れない一人もふくめて、本当の意味での「みんな」なんですよね。
「みんな」ではなく、一人一人が。一人一人が祈り、自分に出来ることをしていく…。
それで買えるならば御心でしょうし、買えなくても御心。

前にも神様、後ろにも神様。
この前後のバランスを取りながら歩んでいきたいと思った今日この頃でした。


【特集】「教会で起きるマインドコントロール」
 マインド・コントロールは、多くの人を傷つけていきます。正統的な教会でも、罠にでもはまるかのようにいつの間にかマインド・コントロールによる支配体制ができてしまう事があ.るのです。
 そんなマインド・コントロールの罠から教会が身を避けるために、私自身が直接、見聞き体験した実例を通して、しばらく特集していきます。

 (1) はじめに
 (2) カルト教団に通った経験から
 (3) マインド・コントロールって…? 
 (4) マインド・コントロールの手法
 (5) 間違いだらけの聖書解釈「間違っていても、権威に従うべき?」
 (6) 番外編 「聖神中央教会」事件を考える
 
(7) 間違いだらけの聖書解釈「ことさらに罪を犯せば、地獄に行く??」
 (8) 間違いだらけの聖書解釈「疑うことは不信仰???」

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