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 ■コラム
日々の生活の中で、心にうつり行くよしなしごとをそこはかとなく、書き綴ってみます。
個人的なたわ言や、聖書からのショートメッセージなどなどです。

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2004年10月2日(土)
ホームランバッターばかりがヒーローではない

「あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。」
ローマ12:27 


皆さんも、アメリカ大リーグで活躍中のイチローの記録達成のニュースはご覧になっているかと思います。
すごいですよね。プレッシャーに負けないその精神力もすごいと思いましたが、そのイチローも「小さなことを積み重ねることが、大きなことへの道なんだなと思いました」とのコメント。まず、「小さなことに忠実」であることなんですね。

以前なら、ホームランバッターがやっぱり注目の的。イチローみたいなタイプの選手は、地味で、それほどまでに注目を浴びることは少なかったような気がします。
といっても、イチローのように極めれば話は別なのかもしれませんが、ここでさらに注目したいのは、今年の中日です。

昨日、セ・リーグの優勝を決めましたが、チーム本塁打の数は、セ・リーグの中でも一番少ない106本。巨人の3番、4番、5番だけでこの数字は軽く超えてしまいますから、いかに少ないかが分かると思います。
監督はあの落合博満。現役時代は列記としたホームランバッターです。
ところが、今年の中日の野球は、足で稼いで、地道につなげる野球。
落合いわく「今は、4番の一振りで勝負を決める時代じゃない」と。

1軍と2軍の入れ替わりも一番多かったとか。
一見すると、結果がでないとすぐに2軍に落とされてしまうようですが、そうではないのです。実に、全選手70人のうち57人が1軍で試合をしているのです。まさに全員野球。
その証拠に、落合はひとりも選手をクビにしていません。
つまり、1軍も2軍も関係なく、選手一人一人の個性を把握して、適材適所で起用したのです。

「あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。」

キリスト教会もまさに同じです。
決して1人の牧師か誰かによって成り立つものではなく、また特別な能力や才能を持っている人だけが活躍する場でもありません。
みなが伝道者ではないし、みなが同じことをするわけでもありません。
一人一人が適材適所、自分の個性、得意とするところで活躍できる時、教会も健全に機能していくものだと思います。
みなが、それぞれの持ち場にあって大切な器官、ヒーローなのです。

ところで余談ですが、ヤンキーズの松井。
彼は、ホームランバッターですが、やっぱりすごいですね。メジャー移籍当初は、「彼はホームランバッターではない」とも言われていましたが、シーズンの終盤では4番の座に座り、ホームランも30本を超えてしまいました。

それは、それですごいと思います。

ちなみに私は、横浜とロッテのファンです。(それこそ、まったく関係ないですが…)


【特集】「教会で起きるマインドコントロール」
 マインド・コントロールは、多くの人を傷つけていきます。正統的な教会でも、罠にでもはまるかのようにいつの間にかマインド・コントロールによる支配体制ができてしまう事があ.るのです。
 そんなマインド・コントロールの罠から教会が身を避けるために、私自身が直接、見聞き体験した実例を通して、しばらく特集していきます。

 (1) はじめに
 (2) カルト教団に通った経験から
 (3) マインド・コントロールって…? 
 (4) マインド・コントロールの手法
 (5) 間違いだらけの聖書解釈「間違っていても、権威に従うべき?」
 (6) 番外編 「聖神中央教会」事件を考える
 
(7) 間違いだらけの聖書解釈「ことさらに罪を犯せば、地獄に行く??」
 (8) 間違いだらけの聖書解釈「疑うことは不信仰???」

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